- 訪問リハビリの仕事に向いている人ってどんな人?
- 転職してみたいけど、うまくいくか不安……
転職は人生において大きな分岐点。
特に「職場を変える」という状況の転職だと、自分に合っているかどうかは必ずチェックしておきたいポイントでしょう。
結論から言いますと、訪問リハビリの仕事は以下のような人に向いています。
- リハビリの経験をある程度積んでいる人
- リハビリの技術をさらに高めたい人
- 自分でスケジュールを組んで働きたい人
- 少人数のコミュニケーションのほうが得意な人
- 管理職にならずに、バリバリ働いて年収を上げたい人
その一方で以下のような人は、訪問リハビリの仕事が向いておらず、転職することで後悔するかもしれません。
- リハビリの経験があまりない人
- 体力に自信がない人
- 時間管理が苦手な人
- 自分で何かを決めるのが苦手な人
- 潔癖症の人
この記事では、訪問リハビリの仕事が向いている人・向いていない人の各項目についての理由はもちろん、転職するためのコツもあわせて紹介します。
最後まで読むと、訪問リハビリに転職したほうがいいかどうかがわかりますよ。
後藤迅斗(じんと)
- 上司からパワハラ→うつ病→復活5年目
- X(Twitter):フォロワー1.2万人
- メンタル心理カウンセラー資格所持
- オンライン相談で130人以上の悩み解決
- 妻は作業療法士で転職経験あり
訪問リハビリが向いている人の特徴5選
最初に紹介したように、訪問リハビリが向いている人の特徴は以下の5つ。
- リハビリの経験をある程度積んでいる人
- リハビリの技術をさらに高めたい人
- 自分でスケジュールを組んで働きたい人
- 少人数のコミュニケーションのほうが得意な人
- 管理職にならずに、バリバリ働いて年収を上げたい人
それぞれ詳しくみていきましょう。
向いている人①:リハビリの経験をある程度積んでいる人
訪問リハビリは、経験をある程度積んでいる人のほうが向いているといえます。
というのも、病院や施設のように上司や先輩にすぐに聞ける環境ではなく、その場の判断が求められることもあるからです。
ひとりで働くからこそ「多くをひとりで完結できるほどのスキルや経験」が求められる。
これを忘れないようにしましょう。
向いている人②:リハビリの技術をさらに高めたい人
病院や施設と違い、訪問リハビリは「利用者さんの自宅にあるもの」を使ってリハビリを行います。
そのため、器具を使わずに安全で効果的に行える方法を考えなければなりません。
加えて、訪問リハビリの利用者さんのなかには「通院や通所が難しい」という人もいます。
その結果、個人や症例に合わせてリハビリの計画を立てる必要が出てくるもの。
これまでと違った経験を積み、今後の仕事に活かしたいのであれば、訪問リハビリが向いていますね。
向いている人③:自分でスケジュールを組んで働きたい人
病院や施設では、基本的に決められたスケジュールに基づいて動きます。
ときには、周りに合わせて動く必要があり、しんどく感じるかもしれません。
しかしながら、訪問リハビリだと自分でスケジュールを組めるため、病院や施設と比べて自由に行動できます。
慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、自由な環境で働きたい人にはもってこいな環境といえるでしょう。
向いている人④:少人数のほうが得意な人
訪問リハビリは基本的に単独行動が多いです。
そのため、「大勢でわいわいするよりも、2人でじっくり飲むほうが好き」という人のほうが合っているといえるでしょう。
とはいえ、「全くコミュニケーションが取れなくてもいい」というわけではありません。
利用者さん自身はもちろんのこと、ご家族や医師、ケアマネジャーなどと自分で連携を密にとる必要があるためです。
加えて、利用者さんの家でリハビリをするため、身だしなみやマナーなどがこれまで以上に求められます。
「コミュニケーションがわずらわしいから、訪問リハビリ」と簡単に考えないようにしましょう。
向いている人⑤:管理職にならずに、バリバリ働いて年収を上げたい人
「作業療法士で年収600万円は目指せる?【狭き門だけど不可能ではない】」の記事で紹介したように、作業療法士はなかなか年収が上がりません。
特に、年収600万円以上を目指すのであれば、病院や施設だと管理職になるのが必須だといえるでしょう。
しかしながら、訪問リハビリの場合は、管理職でなくても年収を上げることが可能です。
なぜなら、以下のように件数に応じて収入が上がる「インセンティブ制度」を導入している事業所が多いから。
月に70件以上訪問で、超過分1回につき+4,000円
リハビリの現場で、バリバリ働いて稼ぎたい。
そんなあなたには、訪問リハビリの仕事がぴったりだと言えますね。
訪問リハビリが向いていない人の特徴5選
一方で、以下のような人は訪問リハビリの仕事が向いていません。
- リハビリの経験があまりない人
- 体力に自信がない人
- 時間管理が苦手な人
- 自分で何かを決めるのが苦手な人
- 潔癖症の人
こちらも詳しく紹介します。
向いていない人①:リハビリの経験があまりない人
向いている人でも紹介したように、その場での判断が求められることもある訪問リハビリ。
まだリハビリ経験があまりない状態だと判断が難しく、利用者さんやご家族を困らせてしまうかもしれません。
病院や施設で経験を積んだあと、訪問リハビリの仕事にチャレンジしましょう。
向いていない人②:体力に自信がない人
病院や施設と違い、訪問リハビリには「移動」が発生します。
車ならまだしも「自転車」で移動する事業所もあり、雨の日や雪の日、暑い日や寒い日も駆け回らないといけません。
また、利用者さんのなかには冷房をつけないで過ごす方もいて、過酷な環境でのリハビリが求められることもあります。
こうした環境で働くのがしんどいのであれば、訪問リハビリへの転職は避けたほうがいいでしょう。
余談ですが、作業療法士の妻は「冷房つけたほうがいいですよ、病院代とどっちが高いと思います?」と言ってるとのことです。
向いていない人③:時間管理が苦手な人
訪問リハビリは自分で予定を決められるぶん、しっかり管理する力が求められます。
そのため、以下のような経験が多い人にはおすすめできない仕事だといえるでしょう。
- 油断すると遅刻やダブルブッキングをしてしまう
- 予定を詰め込みすぎて迷惑をかけてしまう
とはいえ、仕事では時間のトラブルなく進められているのであれば、スケジュール帳やアラームなどの活用で対策できます!
向いていない人④:自分で何かを決めるのが苦手な人
訪問リハビリの仕事は、良くも悪くも自分で決める必要があります。
そのため「優柔不断な人」はあまり向いていないといえるでしょう。
加えて、訪問リハビリは良くも悪くも自己責任のため、責任をあまり持ちたくない人にもおすすめできない仕事だといえますね。
向いていない人⑤:潔癖症の人
病院や施設であれば、いつも清潔な状態が保たれているもの。
一方で、訪問リハビリだと「ゴミ屋敷」や「掃除が行き届いていない部屋」のなかでリハビリを行うケースもあります。
そのため、潔癖症の人はかなりしんどい思いをするでしょう。
訪問リハビリが向いている人が転職を成功させるためのコツ
ここまでを見て「訪問リハビリが向いている人かも」と思ったあなたに向けて、転職を成功させるためのコツを5つ紹介します。
- 転職で叶えたいことを書き出す
- 希望条件に優先順位をつける
- 自己分析を行う
- 転職サイトに登録して求人を調べてみる
- アドバイザーからのサポートを受ける
順番に見ていきましょう。
コツ①:転職で叶えたいことを書き出す
いきなり活動を始めて適当な求人に応募し、採用されたらすぐに退職。
こんな転職活動だと、将来「転職して後悔した」と思う可能性が高いです。
こうならないためにも、まずは「転職で叶えたいこと」を書き出しましょう。
「訪問リハビリで働きたい」というだけではなく、下のように具体的に書くとあなたの価値観が見えてきますよ!
- 今の職場より年収を上げたい
- 違う環境でチャレンジしてみたい
- 家から近いところで働きたい
- 自分の裁量で働きたい
- 結果に応じて評価される職場で働きたい
コツ②:希望条件に優先順位をつける
希望条件が少なさすぎると迷走しがちですが、多すぎてもまたしんどくなるものです。
というのも「すべての条件を叶えられる職場」はないものだから。
仮にあったとしても、ほんのひと握りで大人気です。
これを防ぐためにも、下のように「絶対に譲れない条件TOP3」を自分のなかで決めましょう。
- 訪問リハビリで働きたい
- 今より年収を50万円上げたい
- 家から1時間以内の職場がいい
コツ③:自己分析を行う
転職は就活と異なり、「仕事のスキルや経験」について選考で聞かれます。
- 自分がこれまでやってきたこと
- 「成功した」「感謝された」などの前向きなエピソード
- 仕事に関係しており、取得している資格
上のようなものがあるか、いま一度振り返りましょう。
実績は数字があると、より説得力が増しますね!
コツ④:転職サイトに登録して求人を調べてみる
「訪問リハビリ」とひとことで言っても、職場環境や給与体系はさまざま。
近くの求人にはどういったものがあるか、転職サイトを活用して調べましょう。
特に以下の2つは訪問リハビリの求人数が多いため、登録することであなたに合った求人と出会えますよ!
転職サイト名 | 求人数 |
---|---|
PTOT人材バンク | 約3,900件 |
PTOTSTワーカー | 約3,500件 |
転職サイト名 | 求人数 |
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PTOT人材バンク | 約3,900件 |
PTOTSTワーカー | 約3,500件 |
コツ⑤:アドバイザーからのサポートを受ける
先ほど紹介した2つの転職サイトに登録すると、あなたの専任アドバイザーがつきます。
下のようにさまざまなサポートを受けられますので、積極的に活用しましょう。
- キャリアカウンセリング
- 転職サイトに公開されていない求人(非公開求人)の紹介
- 履歴書、職務経歴書などの書類添削
- 応募した職場との選考日程調整
- 面接対策
- 年収、入社日などの条件交渉
働きながら転職活動をする人にとって、かなり負担が減るので助かりますね!
実際、僕の妻(作業療法士)もPTOTSTワーカーのサポートを受けて、年収50万円アップの転職に成功しました。
「元・作業療法士のアドバイザーがとても親身にサポートしてくれた」と言ってましたし、1度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ:訪問リハビリが向いている人に当てはまったら、早速行動しよう
この記事では、訪問リハビリが向いている人と向いていない人、転職を成功させるコツについて紹介しました。
訪問リハビリが向いている人の特徴
- リハビリの経験をある程度積んでいる人
- リハビリの技術をさらに高めたい人
- 自分でスケジュールを組んで働きたい人
- 少人数のコミュニケーションのほうが得意な人
- 管理職にならずに、バリバリ働いて年収を上げたい人
訪問リハビリが向いていない人の特徴
- リハビリの経験があまりない人
- 体力に自信がない人
- 時間管理が苦手な人
- 自分で何かを決めるのが苦手な人
- 潔癖症の人
訪問リハビリへの転職を成功させるためのコツ
- 転職で叶えたいことを書き出す
- 希望条件に優先順位をつける
- 自己分析を行う
- 転職サイトに登録して求人を調べてみる
- アドバイザーからのサポートを受ける
訪問リハビリは、ある程度経験を積んでいる人や自分のペースで働きたい人に向いています。
自分が向いている人だと感じたら、この記事で紹介した「転職を成功させるためのコツ」を実践しましょう。
特に以下2つのサイトは訪問リハビリの求人数が多いですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
転職サイト名 | 求人数 |
---|---|
PTOT人材バンク | 約3,900件 |
PTOTSTワーカー | 約3,500件 |
転職サイト名 | 求人数 |
---|---|
PTOT人材バンク | 約3,900件 |
PTOTSTワーカー | 約3,500件 |
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!